京都では何故か形容詞を二回重ねて言う場合が多いです。というわけで、愈々暑い暑い京都となりました。皆様お変わりございませんでしょうか。前回に続いて今回も新聞記事を掲載いたします。京都寿司のれん会の京のすしやこぼれ話です。
「7月31日は、祇園祭の夏越祭。疫神社で半年の厄を祓います。暦の上ではもうすぐ立秋で、夏の折り返し地点に来てますが、まだまだ蒸し暑い古都の夏が続きます。夏バテとの付き合いも長くなっていっそ親近感がわくような気になります。
うちの店では、8月になると鰻がお品書きに加わります。うちでは、鰻を腹から割いて、蒸して焼いて仕上げます。先代は栃木は鬼怒川の生まれ。そのせいか、江戸前と関西のいいとこどりのような仕込みをします。
蒸すことで程よく脂が落ち、ふっくらしたところをすし飯と一緒に布巾締めにして、鰻の棒寿司の完成です。
蒸した方が身がとろりとやわらかくなり、甘めの寿司飯とよく馴染むんです。アクセントに実山椒をのせて、ピリリとした風味にさわやかな香りが食欲をそそります。
鰻は棒寿司の他にも、ちらし寿司にしたり、巻寿司にしたり、夏の1か月限定ですが、いろいろとお楽しみいただけます。うちの寿司飯は少し甘めなので、ご版もおいしく味わってください。
暑い京の夏。夏バテ対策に、鰻のお寿司はいかがでしょうか。」
以上、3代目主人の掲載記事でした。