創業、昭和25年(1950年)時の店名である「ひさご」。大正4年生まれの初代正一から、昭和19年生まれの夫である脩盂が二代目を引継いだのが、昭和57年。
その後、「有限会社ひさご」を経て、平成10年に「株式会社ひさご寿司」に組織を変更した年に、時を同じくして、店名も「ひさご」から「「ひさご寿し」に改めました。
「ひさご寿し」は平成23年に脩盂が会長に、店主は長男、恵室に代わりました。一歳違いの次男博は、新たに「AWOMB」を展開しております。

先日「ひさご寿し」と「AWOMB」の2軒を対象にしたNHK・BSの番組の為の取材がありました。
会長が、朝の5時から中央市場に仕入れに向かうところから始まり、調理場で長男、社長がケラや鯛、鱧潰し身などの箱寿司を抜いている作業や、炊飯の仕事などの撮影も午前中一杯をかけて行われました。
そして午後からは、次男の店の取材と撮影でした。海外に向けての番組とかで、メキシコ料理をコンセプトにしたお寿司を作ったとか・・・。本人が口で説明してくれましたが、私には、よう、わかりません。
二人の対談も予定されていたようで、時間には長男は和服に着替えて次男の店に出向きました。
対談の内容の一つは、寿司飯の味についてのようでした。
二人共に「ベースはおじいちゃん、そして父からの味」との事。


熱い鍋や、色々な包丁があって危ないから調理場に入っては駄目と言われているにもかかわらず、その昔、といっても小学校の低学年の頃、学校から帰ると店にやって来て、隙をみては炊飯の半切りの横に準備している合わせ酢をなめていたようです「おいしい」と言っては。
今、長男はその味を変えない事に努力し、次男は初代からの味をベースに、独自の味を探る努力をしているようです。
二人にとってのおじいちゃんの記憶は「白衣姿で、いつも、にこにこしてお寿司をこしらえている姿しか、思い出せないけれど、その味はしっかりと脳裡に残っている」そうです。おもしろいもんです。

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