この春から大学生になる孫が、私と同じ鷹ヶ峰にあるお茶の稽古場にお許しを戴いて稽古に通い始めました。
60~50年程前の話になりますが、京都市立の小学校でしたが、自彊室という名前の畳敷きの広間の和室で茶道クラブがあり、それがお茶との出逢いです。何故、お茶に興味があったのか、お菓子が戴けるのが嬉しかったのか、果たして、そもそもお菓子は戴けたのか、それはどんなお菓子だったのか全く記憶にはありませんが。
中学生になってから、ご近所の友人達が数名でお茶の稽古を始めるとか、始めたとかという段階でお仲間に入れて頂いたのでした。中心にいた友人のお宅で、その友人のご親戚にあたるお茶の先生に来ていただいて、毎週土曜日の午後の本当に楽しい稽古でした。口コミで10名弱にまで、稽古仲間は増えました。時折、お仲間のお母様達も招待してのお茶会なども開いたり、今、思いかえしても、懐かしい暖かな思いが満ちてきます。
その頃から、ところどころプツン、プツンと切れながらも、その時々に御縁を繋げていただき、細く長く続いて今に至っています。
この前の稽古日のことです。
一通り皆、薄茶をいただき、次客の席の孫に、定石通り「もう一服如何ですか?」と正客の私。
「はい、頂戴いたします。」と返って来ました。
うろたえながら、「おしまい下さい。」と御亭主にご挨拶をしてしまいました。
「う~ん、おばあちゃん、変やな。如何ですかと聞いてくれたから、所望したのに・・・」と思っていると思います。どう説明しようかと、この難問に今、悩んでいます。帰り道、梅がとってもきれいでした。

今月のすし暦は「花だより」です。お花見に如何ですか。