立秋を過ぎ、早や残暑とよばれる頃となりました。母校の二日に亘った全国同窓会支部長会と同窓会総会が過ぎて約2ヶ月半。それはその時、私が担当した母校ロゴグッズ販売時に或るお店から預り、終了時にお返しいたしますとお約束したにもかかわらず、商品は勿論直ぐに精算したのですが、お店の紙袋数十枚をお返し出来ずにいた、つまり私のいい加減さが積み重なった日数でもあるのです。精算時にお伺いした時にゴロゴロトランクに入りきれずに一度ではダメだと断念したものでした。「いつでもいいですよ。」と奥様が優しくおっしゃって下さっていた東大路通りにある帆布を扱う某有名店の紙袋。
あのあと、会長に関係した超多忙な日々が押し寄せて気が付けば8月になっていたのでした。酷暑なんて言ってられないと、今日こそ!と奮い立たせて家を出ました。
わざわざお逢いしなければ果たせない程の用事でもないので、と言うよりも、むしろ合す顔が無いと言った方が正しく、今回は事務所ではなく直接お店に伺ってお店の方に訳を話して受け取っていただき奥様に宜しくとお願いいたしました。


無事に目的を果たせた安堵の気持ちもあり、お店を辞してから西に向かう帰路とは真逆の東に向かいました。直ぐに白川に出て、そこでは、元気な歓声と共に子供達の魚を取っている光景に出合いました。東山の山懐には、知恩院の山門が威風堂々と変わらずにそこに在りました。参道には蝉しぐれと共に、さるすべりの並木が、そのたわわな白い花房をかかえていました。
「今年は暑すぎて蝉の声も例年程は聴かれませんなあ。」とどなたかが先日話しておられましたが、そう言えば少しおとなしい鳴き声かなと、その時も思いましたが、比較出来るだけの経験も学習もデータも無く真偽の程はわかりません。


店に戻ると8月の大安の日からかかっている修学院離宮の、勿論版画の「緑潤う」。
お越しいただいたお客様に、爽やかな雰囲気を感じていただけたなら嬉しいです。
これから全国的なお盆と京都は地蔵盆。残暑と程良く付き合いながら行事をこなしていく、そんなしなやかさというか、うまく体力を配分する事が、必須となる時期に入ります。

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