半袖ポロシャツを着ていらっしゃる観光客の方が増えてきました。四条河原町のポケットパークには、桜に替わって花水木と躑躅が行き交う人々の目を楽しませてくれています。
京都は、今ホテルの建設ラッシュです。河原町通りと木屋町通りの南北に平行した通りに挟まれたエリアのそれも三条-四条間に今、3つの大きなホテルが建設中です。
龍馬通り、坂本龍馬の下宿先の酢屋さんのお向かいに1軒、少し下がって後藤象二郎寓居跡に2軒目、そして3軒目は蛸薬師通り。蛸薬師通りは元小学校の跡地に建設中。坂本龍馬と中岡慎太郎の遭難の地、近江屋、井口新助宅にも河原町通りを挟んでほど近い、昔は土佐藩邸であった土地です。
昨年、大政奉還150年といわれた京都。
大政奉還の3年後に、地元の人々が資金を出し合って河原町通りの六角に番組小学校を建設されました。その後近隣の火事で焼失後現在の場所に移り、何と1927年には、鉄筋コンクリートの校舎に立て替わり、立誠校と名付けられ、この春まで維持されてきました。将来に向けて教育の重要性を認識し、行動に移された先人達の思いに胸が熱くなります。
その後、活気溢れる数十年が過ぎ少子化に伴い、小学校の統合が始まり1993年には閉校となりましたが、地域の活動の拠点となり大きな存在であったことに変わりはありませんでした。
そして、愈々この2018年の春から耐震工事をして原形をそのまま活かした建物と、取り壊して建設される新たな建物との融合したホテル建設が始まりました。
今まで通り地域の活動、防災や消防団の為のスペースが確保されたホテルへと。
特筆すべき点は、元学校でもあったので、工事中の今も、それから完成後も図書館のある建物となることでしょう。その事で、一般に好ましくないと言われる業種の出店を規制する歯止めになっているのです。建設敷地の四隅に在るこの小さな図書館のパワーに私は注目しています。開け閉めに来られる時に尋ねてみても、本の盗難は無いとの事。これも凄いなあと感心してしまいます。お近くに来られましたら、立ち寄られてみては如何でしょうか。

DSCN5045

広告