DSCN4015

五十年来の友人と、そして同じ京都で暮らしながら中々ゆっくりと話せない共通の友人とに、久しぶりに会えることになった。ひさご寿しで待ち合わせて会長も御一緒させていただいて、四人で四条通りを東に向かい八坂神社の南の石塀小路へ。
丁度偶然、次男坊のお店の開店初日に当たっていて、お祝いかたがたお昼を頂戴した。
その後は、会長とは別れて三人で大徳寺の近くの友人宅へ。花好きでスポーツウーマンの友人らしく玄関には大振りの躑躅がダイナミックに活けられていた。
翌日は嵯峨からトロッコ列車で亀岡へ。そして嵐山まで保津川下りをするという友人におつきあいする事となった。「え~、トロッコ?乗ったことないし。船?随分以前に乗ったという記憶だけはあるのやけど。」
私の返事は想定内の事だったらしく、来る前に東京で調べておいたらしい友人はテキパキと率先して行動している。
そんなわけで、両岸のところどころに咲く朱色の岩躑躅と紫の藤の花、そして光る日差しに映える新緑の中を行くトロッコも、船の上で川面を渡る風も心地よくのんびりと又時にはスリルも味わえる楽しい数時間であった。

20170523

さて、六月から鯖寿しのレッテルが春から夏のバージョンに替わります。

何年前のことになるのか、古書店で桐の箱に入ったおもしろいものをみつけた。
「京都名所いろは歌」という古い紙が一緒に入っていて昭和十八年と書かれていた。色の美しいとり札が何とも言えず素敵で、作者はすぐにわかる著名な木版画家。読み札の仮名文字も流れるように美しい。

かるた夏

竹の皮に、そして包装紙にくるまれた手前共の鯖寿しの上に載せるところの所謂レッテルの在庫が少なくなり、それを機に新しいものにと丁度考えていた頃で、大いに参考にさせていただいた。
「き」「祇園祭の山と鉾」、「し」「精霊送り火大文字」、そして友人と楽しんだ「め」「名勝保津川舟筏」。京都盆地の蒸し暑い夏、無事に過ごせますように。何より職人さん達が心を込めて拵えた鯖寿しがお客様から、おいしいと言っていただけますように。

広告