春爛漫。市中の桜が満開の時を迎えて、観光のお客様も京都にお越しいただき大変な人出です。

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木屋町通の桜も見頃となり蛸薬師橋や四条小橋から高瀬川の川面に映る桜がとても素敵で高瀬川を開削された角倉了以に感謝です。

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又、鴨川にかかる四条大橋まで出てみると一気に視界が開けて晴れやかな気分になります。
毎年この景色に出会うと謡曲「熊野」の一節が思い出されます。「誰か言っし春の色。げに長閑なる東山。四条五条の橋の上。老若男女貴賤都鄙。色めく花衣袖を連ねて行く末の。雲かと見えて八重一重。咲く九重の花盛り名に負う春の景色かな。」
今この景色を見ているかの如くで何百年も昔の世阿弥の作とは思えないのです。
昔と変わらない美しいものを、今私達は見ることが出来ています。そう考えてみると、これから先の人達にも見られるようにする事も、我々の役割やなあと、いつになく真面目な事を考えている春の頃の私です。

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